離婚というパワーワード
こんにちは^^
不倫・夫婦問題カウンセリングルームハピネスの稲永です。
今日は天気が悪い一日でした。
天気が悪いと、それだけで気分が滅入りがちになってしまいます。
気分が滅入ると良くない考えばかりが浮かんできますよね。
そんな時はゆっくりと深呼吸してみてください。
ストレスを感じた時、たいてい呼吸が浅くなっていますので、
ゆっくりと呼吸することに意識を向けてください。
気分が落ち着いてきますよ、お試しくださいね^^
さて今日は、夫から放たれる【離婚】というパワーワードについてお話します。
開き直る夫はもちろん、謝り倒す夫でも
妻がいつまでも不倫の事を責めてくる(夫側の気持ちです)と、
いつしか
「そんなことばかり言うなら離婚だ!」
という流れになることが多いです。
私もこのパワーワードを出されたときは怯んでしまい、
それからしばらく夫の事は腫れ物に触るように接する事しかできなくなった時期が
ありました。
果たして夫は、本気で離婚しようと思って言っているのか?
答えは【NO】です。
なぜそう言い切れるのか?
私の中で不倫問題が終わりを迎えた時、夫に聞いてみたことがあります。
なんて言われたと思いますか?
「あの時はお前があまりにもしつこくてしつこくて
なんとか黙らせようと思った。
反省してるって言ってるのにいつまでも責めてくる。
だから離婚したいと言った。
正直、勢いで言っただけ。」
…実際はこんなものでした。
いわゆる逆切れというものですね。
それでも不倫問題が持ち上がり渦中にいる時にこのワードを出されると、
妻側にはとても重くのしかかってくるのです。
ここで考えてみてください。
本当に離婚する気であれば、妻にバレてしまう前に
さっさと離婚してしまった方が、夫側にも都合が良いのではないでしょうか?
実のところ離婚という言葉、夫にとっては妻が思うより何倍も
軽~い気持ちで言っています。
不倫がどのように進んでしまうかによって結果として離婚に向かう事は
ありますが、十中八九、本気で離婚を考えている夫はいません。
それでも、このワードを出されることによって
いともあっけなく、夫側に主導権が渡ってしまうのです。
その結果、夫にとって都合の良い妻が出来上がり、
離婚することもなく愛人とは引き続き不倫を続けることができるという
なんとも夫にとって天国のような状況が生まれます。
バレそうになった時はまた離婚をちらつかせれば
アイツは俺に何も言えなくなる
としか考えていません。
このワードが出た時にも、もちろん妻が夫の思惑に飲み込まれないよう
立てられる対策があります。
カウンセリングにお越しの方からは
「そんなことで良いんですか…?」
と、よく言われますが効果は絶大です^^
とはいえ対策を立てたところで妻自身の精神状態も不安定ですし、
同時に気持ちは強く持っていただかないといけません。
当ルームでは真剣に話をすることもあれば話が脱線してしまって
雑談になってしまうこともあります。
それでもいいんです。
時に厳しい事はお伝えしますが、夫婦関係を取り戻すのか、離婚するのか、
最終的に選択するのはカウンセラーではなく依頼者様です。
依頼者様の状態を見ながら、スピード感を大事にするのか、
ゆっくり進めていくのか、判断していきますのでご安心ください。
依頼者様の【こうしたい】に寄り添えるようなカウンセリングをいたします。